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もうひとつの京都 第13回目 『老松』

最上級のこだわりで
オーダーメイドの和菓子をつくる京の老舗「老松」

創業明治41年、現在4代目の歴史を受け継ぐ「老松」

掲載日 2007.2.1













その中でも、夏みかんの中身をくりぬき、寒天で固めたお菓子「夏柑糖」が有名です。

老松のこだわりは、単純にお菓子をつくるのではなく、試行錯誤の末、お菓子の素材を「夏みかん」と決めたならば、その素材をより良い品質で、安定した質で確保するために、委託栽培を行い、農家とともに素材つくりから始めていくのです。

そして、夏みかんでしか味わえない、渋み、ほろ苦さ、食べた後の爽やかさをもつ「夏柑糖」を生み出したのです。

以前の暖簾には、「御蒸菓子」、「御干菓子」、「錬羊羹」と書かれたもので、「どのような御注文でもお受けします。」との意味を込めていた。
「引き出物」「お茶会」「催物」などと、お客様の好みの注文に応えることが職人の真質として持っておかなければならないことを胸とし、最高級の素材を用い、目にも楽しく、本当に美味しい和菓子をつくってきた老舗である。

基本はオーダーメイドですが、一般の方も買いに来られるため、
「流鏑馬」「御所車」などと京に因んだ名の定番お菓子も品揃えしています。
老松の「思い」はこれだけではない。
伝統文化、伝統産業の存続が危ぶまれる昨今、「少しでもお役にたてれば… … …」と「京菓子」と言う伝統産業を知って頂く場として 和菓子教室を始めた。その教室では和菓子作りの体験だけでなく、和菓子のルーツ、素材、そして、老松がある上七軒にまつわる話まで聞くことができます。
地元を知る興味が、その地域の産業、文化を活性化させる第一歩であり、その存続は、地域を活性化させ、発展させていくことが重要と考えているからなのです。上七軒の中、「地域の中の老松」としての役割を果たそうと、お店と地域のつながりを大切にしているのです。

北野天満宮の梅苑の公開期間中(2月18日〜)はその中に茶店を出店しており、「香梅煎」などを味わうことができます。また、毎年2月25日には、北野天満宮の梅花祭が開かれ、梅の香りと老松のお菓子が振る舞われています。


  <有職菓子御調進所「老松」>  
  http://web.kyoto-inet.or.jp/people/oimatu/

  北野店
  〒602-8381京都市上京区北野上七軒
  TEL: 075-463-3050 FAX: 075-463-3051


百万遍「手づくり市」からのアクセス
市バス 203系統
百万遍→上七軒 徒歩5分

梅小路公園「一木手づくり市」からのアクセス
市バス 205系統
梅小公園前→北野白梅町 徒歩15分

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