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もうひとつの京都 第14回目 『住蓮山 安楽寺』

      縁を感じに訪れてみませんか

掲載日 2007.03.01
1190年代、浄土宗の開祖である
法然』は国家と貴族の利益を中心とした仏教を否定し、民衆のための仏教を布教することに勤めました。

この教えに導かれ、武家から出家した若者が、『住蓮(じゅうれん)』『安楽(あんらく)』でした。
彼らは、経に音曲を附した「六時礼讃声明(ろくじらいさんしょうみょう)」を生み、その美しい調べにより、参拝者の 心をとらえ、仏門に入る人を数多く生んでいったのです。


松虫姫』、『鈴虫姫』の両姫も魅了された中の人たちでした。
宮中で女官として仕え、後鳥羽上皇の寵愛を深く受けていたため、他の女官たちから妬まれ、心が疲弊していった時、不思議な縁でつながれ、この「六時礼讃声明」と出会い、いつしか出家を望むようになっていったのです。そして、法然の教えを契機に、自らの強い意思でその地位を捨て、出家したのでした。

しかし、これを知った後鳥羽上皇は激怒し、恩師両名を処刑、法然も流刑に処されます。

流刑地より戻った法然は、悲惨な最期を遂げた二人の僧の話を後世に伝えるべく建立したのが、 『住蓮山 安楽寺』 なのです。
この話が語り継がれ、今も尚、守られているということは、
ここにとても強い『』を感じずにはいられません。

こうして安楽寺には、檀信徒以外の方々にもご縁を結んでいただけるよう、 生前契約の供養墓『縁en』が建立されました。


安楽寺は、芸術と人との縁をつなぐための場として、寺から約400m先の哲学の道沿いに『ギャラリー花いろ』と言う名のギャラリ−を提供しています。
「ギャラリー花いろ」では国内、海外の著名なアーティストの個展だけでなく、地元の中学生の卒業展なども催し、世代やジャンルを超えた文化交流の縁をとりもっています。
安楽寺は、一般公開日以外の拝観はできませんが、毎年7月25日に夏の風物詩であるカボチャ供養があり、中風(脳血管障害)にならないように京野菜の鹿ケ谷カボチャを祈願し食しながら、住職のお話を聞くこともできます。
2年後を目安に、境内にカフェを開き、『もっと多くの方々に気軽に足を運んで縁を結んでいただけるようなお寺を』目指されているそうです。
一般公開日は住蓮山 安楽寺さんのホームページでご確認ください。
安楽寺さんのホームページへ

【 場所 】

【 市バスでのアクセス 】

[住蓮山 安楽寺] 京都駅から
〒606-8422
京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21番地
TEL・FAX:075-771-5360
  ・京都駅より5系統「岩倉操車場」ゆき
   「錦林車庫前」下車徒歩8分
  ・京都駅より17系統「錦林車庫前」ゆき
   「錦林車庫前」下車徒歩8分
[ギャラリー花いろ]   ・京都駅より100系統「銀閣寺」ゆき
   「宮ノ前町」下車徒歩6分
〒606‐8423
京都市左京区鹿ケ谷桜谷町47番地
TEL・FAX:075-761-6277

百万遍「手づくり市」から
  ・百万遍より17系統「錦林車庫前」ゆき
   「錦林車庫前」下車徒歩8分
  ・百万遍より102系統「錦林車庫前」ゆき
   「錦林車庫前」下車徒歩8分
梅小路公園「一木手づくり市」から
  ・梅小路公園前より205系統「京都駅」ゆき
   乗り換え5・17・100系統
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