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もうひとつの京都 第15回目 『お食事処 世續(よつぎ)茶屋』

  100年間、銀閣寺を見守ってきた老舗茶屋で
        憩う時を過ごしませんか?

掲載日 2007.04.01
「五山送り火」(大文字・妙法・船形・左大文字・鳥居形)で有名な大文字山の麓にある
銀閣寺の門前で世續家はお茶屋さんを営んでいます
世續の名は1480年代に三代将軍、義政が東山殿山荘(現在の銀閣寺)を開いた時、世續左衛門丞が
京都に近習頭4人の筆頭とし、関東から同行して以来続く古い家柄です。
彼は、室町幕府が滅んだ後も、この地に留まり銀閣寺を守り続けました。
世續家は、この御先祖の意思を継ぐべく、約100年前に「世續茶屋」をこの地に開いたのでした。

「世續茶屋」の味自慢は
とろろざる茶蕎麦甘酒です。

茶蕎麦に使う茶は、
京の老舗の抹茶を贅沢に使い、
蕎麦は有名な「河道屋」で特別注文しています。
尚かつ、だしはうるめ、サバ節等を5種類ブレンドし、京都の薄口醤油で仕上げ、とろろも丹波のつくね芋をおろしたこだわりの一品です。


甘酒は、米麹の癖のない甘さを生かし、冬はあたたかく、夏は冷やして、季節を感じながらいただくことができます。
ここには多くの観光客の方々が訪れます。
その中でも、
「昔、修学旅行で食べた味が忘れられずに、また寄せて頂きました」と、一言いただく笑顔の再会が、今は何よりまして励みになっているそうです。
世續さんは京都の文化を守る、もう一つの顔をお持ちです。
それは、毎年8月16日に行われる、大文字山の送り火を維持する「大文字保存会」に参加していることです。

大文字山の送り火は、たった一日、しかも燃える送り火は30分と短い行事ですが、その瞬間の美しさを維持するため、一年を通し何度も山を登り、薪割り、火床周辺の草刈などと、当日までの準備はとても大変なのです。

この保存会には現在、銀閣寺周辺の51軒が参加し、火床は本来、各家の本家の男性が代々受け継いできたものでしたが。
今では、本家に男性の後継者がいない場合もあり、これにこだわらずに、 時代の変化・流れに対応しながらも
「大文字保存会」は京都盆地を美しく照らし出す大文字を守っているのです。

世續茶屋はこうして今も尚、京の文化を守り続けながら、銀閣寺の門前で憩いの一時を提供するため、
観光客を始め多くの皆様をお待ちしているのです。


   世 續 茶 屋  
      【 場所 】

 【 市バスでのアクセス 】

   銀閣寺山門前
     〒606-8402
     京都市左京区銀閣寺町37番地
     TEL: 075-751-0320

 京都駅から
   ・5系統「岩倉操車場」ゆき
   「銀閣寺道」下車徒歩10分
   ・17系統「錦林車庫前」ゆき
   「銀閣寺道」下車徒歩10分
   ・100系統「銀閣寺」ゆき
   「銀閣寺前」下車徒歩5分
 百万遍「手づくり市」から
   ・17系統「錦林車庫前」ゆき
   「銀閣寺道」下車徒歩10分
   ・102系統「錦林車庫前」ゆき
   「銀閣寺前」下車徒歩10分
 梅小路公園「一木手づくり市」から
   ・205系統「京都駅」ゆき
   乗り換え5・17・100系統
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