もうひとつの京都
第26回目 『 服部豆腐 』
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掲載日 2008.3.1
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どこの家庭にも、当たり前の様に食卓に顔をだす「豆腐」 その姿も、湯豆腐、揚げ出し豆腐、田楽、最近では豆腐ハンバーグと様々に姿を変えて出てきます。 私はお恥ずかしいことに、「豆腐」は大好きではありますが身近過ぎて、何も知ろうとはせずに、ただただ食べていたばかりでした。 この取材で「豆腐」と言えばなぜ「京都」なのか、それを少しでも理解することができれば、 より「豆腐」を楽しみながら味わうことができると思いました。 |
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| 江戸時代、「豆腐」は湯豆腐として 一般庶民に親しまれるようになったのです。 三代目の服部さんにお会いすると、それを証明するかのように、「南禅寺豆腐屋服部」のポストカードになった、一枚の浮世絵を見せていただきました。 「とうふ屋三郎兵衛」と題されたそれは、天保時代の江戸、市村屋で上演された歌舞伎の浮世絵。 そして、その背景に描かれていたのは、「南禅寺豆腐屋」の屋号が書かれていたお豆腐屋さんでした。これは、もう既に江戸時代から南禅寺豆腐が、京都から全国へと、その名を轟かせていた証です。 |
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南禅寺豆腐は、寺の参拝客をもてなす湯豆腐がはじまりで、後に 南禅寺名物として、親しまれるようになったそうです。 |
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豆腐自体も庶民の間に非常に人気が高く、この時代の「豆腐百珍」と言う本には、100種類もの豆腐料理が紹介されました。 この数は、豆腐料理の先駆けと言うより、料理のみならず豆腐の種類をも出尽くしてしまった感があります。 |
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