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もうひとつの京都 第28回目 『 日本今様謌舞楽会 』

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「今様(いまよう)」とは?????
未だに正確な意味は説かれてはいませんが
「現代流、今風」の意であり、「今様謌(いまよううた)」は
七・五調の歌詞と考えてもらえれば、とても身近なものに
思えるのではないでしょうか。

例えば
ほたるのひかり(7文字)まどのゆき(5文字)
ふみよもつきひ(7文字)かさねつつ(5文字)
いつしかとしも(7文字)すぎのとを(5文字)
あけてぞけさは(7文字)わかれゆく(5文字)
「蛍の光」の歌詞ですが、これは七・五調と呼ばれる今様謌なのです。
七・五調が四行あれば簡単にでき、俳句や音楽の歌詞を考えることと 何一つ変わらないものなのです。
この他、
「われは海の子」「荒城の月」などもそうなのです。
そして、もう一つのパターンが 八・五調と呼ばれるもので、これも「今様謌」なのだそうです。
 

「今様」の歴史を少しだけ紐解くと、平安時代にさかのぼり、 白河院の時代から、「梁塵秘抄」の編者である後白河院の時代までが 「今様」の全盛期なのです。それまで宮廷芸能の中心にあったのが、
「催馬楽」「舞楽」でありました。これらをものともせずに、 京を往来する人々の心を歌い
街のにぎわいを写しながら、今の言葉で詠われた「今様」は、宮廷の中に浸透していきました。
そして「声」に信仰をもっていた後白河院により、信仰とまで崇められていきました。
しかし、この時代を過ぎると「今様」は時代と共に衰退して いったのでした。
一説によると日本人の心に浸透しやすいリズムなのだそうです。

このような歴史をもつ「今様」を、
今日も再興させるべく、活動していらっしゃる女性が
おられます。
「日本今様謌舞楽会 家元石原さつき」が
その人です。先代桝井泰山の遺志を継ぎ30年。
「今様は、今現在の時代を生きる、今の心から素直に湧き出る気持ちを、形式に囚われず詠うため、心が
共鳴し、自然と身体が動き舞うことができます。

そうして、色紙に書いた心が、たくさんの人たちの心に通じていくのです。そう、明るく微笑む石原さんの心は、多くの人に通じ、数年前にはポルトガルで自主公演ができるまでに広がっていきました。

今、自分を見失わず、自分を持ち続けることが大変困難な時代に、素直な心を謌にしてみることも、
大切なことなのかもしれません。
そして、別れ際に
「今の若い人たちに、少しでも多く今様を書いてもらい、今に似合うデザインをし、自分が詠い、舞うことが
夢の一つです」と、お話くださいました。
時には、あまり難しく考えず、歴史をもつ「今様」を、一つ書いてみてはいかがでしょうか!

[ 今後の主なスケジュール(平成20年5月1日現在) ]   
   5月18日(5月第三日曜) 三船祭
   7月15日 祇園祭 伝統芸能大会
   10月12日(10月第二日曜) 今様歌合せ
   11月9日(11月第二日曜) 嵐山もみじ祭り

    [ 日本今様謌舞楽会 ]
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   TEL : (075)871-3205
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