おじゃまします!手づくり市出展者さま Vol.64「MIRAI」

MIRAI。とても前向きな印象を受けた屋号。
大阪にある新井さんの実店舗に、今回はおじゃましました。

Q: 早速ですが、屋号はどういったお気持ちで
名付けられたのですか?

「Futureではないんです。
 自分の干支から”未”。
 そして、たくさんの仲間が集まるような意味を込めて
 ”未来=MIRAI”としました。
 最初は漢字で考えていたのですが、
 この店の看板をあげる時に今のローマ字にしました。」

Q: 洋服づくりを始められたきっかけ、
今までの経緯を聞かせていただけますか?

「元々は大阪モード学園を出て、
 会社勤めでいわゆる企業さん相手の
 洋服のデザインをやっていました。しかし、
 家業を手伝うことになり10年ほど、
 洋服からは離れていましたが、お店を借りることができ、
 自分の店を持とうと思って始めました。
 自分では意識していなかったのですが、
 洋服が好きだったんですね。
 母は料理の方が得意でしたが、洋服づくりはあまり
 しなかったので、自分でするようになったのも
 キッカケになったのかもしれません。」

Q: 麻素材が多く感じますが、生地の選び方・
 こだわりを教えていただけますか?

「基本、麻素材が好きですね。天然素材に
 こだわっていますが、麻を選んでしまう理由が
 なんなのだろう?と考えたら、これも思えば、
 母の影響だったのかもしれません。
 母が肌に優しいものとして
 麻生地をよく買ってきていました。」

Q: お客さまはどんな方が多いですか?

「最近は若い方も増えてきていますが、
 50代、60代の方が多いですね。
 オールメイドインジャパンで、ワンランク上のナチュラル服を
 求めている方で、ナチュラルな形だけど、
 女性らしい優しいデザインの工夫をしています。」

Q: 意識されている洋服のデザイナーとかいらっしゃいますか?

「特にはいないですね。元々デザイナーでしたから。
 ブランドとかにあまり興味は持っていなかったのですが、
 オーダーを受ける際にお客様とのコミュニケーションとして気にするようにはしています。
 気にしているというか、最近は染色や絵の方に興味を持っています。」

Q: お仕事の息抜きはどうされていますか?

「柴犬だったのですが、いなくなってからは、サイクリングを始めました。
 柴犬は飼い主以外にはあまり触らせてくれない犬なので、将来また飼いたいとは思っています。」

Q: 手づくり市に出展されていてどう感じておられますか?

「実は、KARAKURIの枡谷さんを誘って参加したのが
 きっかけなのですが。今は、他の出展者さんとも仲良く
 させていただき、色々教えていただいています。
 メーカーとは違い、作家さんがそこにいて販売しているから
 お客さんも直したいところとか素直に言える。
 そんな市が気に入っています。」

Q: KARAKURIさんとはどういったきっかけで?

「特に関係はなかったんです。KARAKURIさんが
 ふらっとお店に入ってこられたのがきっかけで。
 色々教えているうちに、一緒にやる。というか
 応援するようになり、京都の手づくり市に出て
 みないか。ということになり一緒に参加すること
 になったんです。若い人の未来に役に立つなら
 できる範囲で力になりたい。と思ったのと、
 甥っ子に似ていたのも何かの縁のように思いました。
 不思議なんですが、
 何か次のステップに進まなくてはならない
 タイミングで、必要な時に必要な人が現れてくれています。」

Q: これからの目標を聞かせて下さい。

「今までは、ひとりで頑張ってきたのですが、一人での作業量にも限界がきており、
 今は増田至邦さんにお手伝いにきてもらうようになりました。
 教えたり教えてもらったり、お互いカバーし合いながら、
 チーム”MIRAI”を軌道に乗せることを目標に
 頑張ろうと思い始めています。」

手づくり市に参加して
横のつながりを大切にしておられる新井さん。
第一印象からはうかがえなかった
社交的な魅力と、ご本人も気づかないうちに
導かれ持って生まれた運の良さが、

MIRAIへと繋がっていると思えた訪問でした。

掲載日2017.7.13

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