おじゃまします!手づくり市出展者さま Vol.76「A.U.Nあ・う・ん」

今回は、京都の手づくり市での販売を中心に、ここでしか買えない
オンリーワンの作品を作り続けている「A.U.Nあ・う・ん」さんご夫婦のところへ。

Q. 屋号が「手しごとじぃやん」から
「A.U.Nあ・う・ん」に変更された理由を教えてください。

誠也さん
「始めた頃は、基本一人で製作していましたが、少しずつ奥さんに手伝ってもらうようになり二人作業になってきましたので、じいやんの一人称から二人称に変えようかと思いました。」

恭子さん
「あ・うんの呼吸で合わせていかなくてはならないなぁ。という意識を持ち始めたこともあり、そのままの意味です。」

Q.アクセサリーの中でも、特殊なジャンルだと思うのですが、古い陶器や塗り物の器を
素材にアクセサリーを作ろうと思われたきっかけはなんですか?

誠也さん
「もともと骨董品の販売を手がけていたのですが、だんだん売れ行きが落ちてきた時に残ってきたものをどう処理しようかと考え始めたのと、骨董品を見ていた際に、この部分を取ったら何かにならないかな?と考えていて、アクセサリーにしてみてはどうかなと思ったのがきっかけです。」

Q.奥さまはそれに対してご意見はなかったのですか?

恭子さん
「全く意見はなかったです。それよりもいいと思いましたね。人がしていないことを思いつくことは素敵だな。と思いましたし、アクセサリーは私も好きだし、面白いなぁと賛同しました。」

Q.ご主人はアクセサリー作りをどこかで
習っていたのですか?

誠也さん
「まるっきり独学です。バイクのレストアが好きで、その道具を集めることから道具が好きになり、木工の道具も集め始め、そこから木工作業も始めました。自分で考えて道具を探しては手さぐり状態でここまでやってきました。」

Q. ご苦労された点はどこですか?

誠也さん
「最初は、切り出す際に割れてしまうこともありましたし、切る技術もそうですが、石の削りカスが雪のように積もっていって。。。人体の影響も最初は分からずにいたものですから、今となっては結構危険なことをしていたのかもしれないと反省しています。」

恭子さん
「元になる陶器を仕入れるのも苦労です。最初はストックで作れていたのですが、いざ仕入れとなると陶器、漆器も多々ありますが、只アクセサリーとして向き、不向きがあります。どれでも良いという訳ではないので今も仕入れには大変苦労しています。」

Q. 金属のアクセサリーもありますが、それはどなたが?

恭子さん
「それも主人が作っています。」

誠也さん
「デパート販売に最初参加した時に、値段のつけ方のせいなのか、売れ行きがあまり良くなかったので、そこで真鍮でも作ってみようと思いました。そのうち、その頃バッグがよく売れていたので、自分もバッグを作ってみたいと考え始めました。ただ、人様が作らないバッグを作りたかったので、試行錯誤で1年かかり、やっと今のものに落ち着いてきました。形はもちろんの事、選ぶ木の種類、サイズ、重さなど、たくさんトライしました。」

Q. 新商品のバッグへのお客さんの反応はどうですか?

誠也さん
「手づくり市では、品出しで並べ始めると最初に他の出展者さんの目に止まりますよね。このバッグを持って行った時は、普段あまり話す機会がない出展者さんたちが、『これ何?』と反応がとても良くて、それが何よりも嬉しかったですね。」

Q. これからの目標などを聞かせてください。

誠也さん
「人生は、ベテランの域ですが(笑)、アクセサリー作りはまだまだ若手。。。これからも頑張って、ジャンルにとらわれることなく自分独特の世界観を表現できればと思います。」

「また来たよ。」のお客さまの声に励まされながら続けてきた8年。とにかく新しいアイデアを思い付いたら奥様に相談し、そのアイデアを形にしながら、試行錯誤して今があるそうです。
お話をお聞きしているうちに、お二人のものづくりに対する意欲が伝わってきました。これからの新しい作品が楽しみになりました。

掲載日2018.7.13

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