おじゃまします!手づくり市出展者さま Vol.82「yau」

今回は「編み物は心の友」とおっしゃるyauの代表である
西岡陽子さんの京都三条高倉の教室におじゃましています。
意欲的にオリジナル作品づくりにこだわって
50年続けていらっしゃいます。

Q. 編み物をはじめられた、きっかけを教えて下さい。

「小学生の頃からすでに縫ったり編んだりすることが好きでした。母が家で和裁をしていたことと、父が鳥瞰図の図案家でしたので、その傍らで父の絵の具を溶いたりもしていました。絵を描くことも好きで、油絵を中心に今も月に1回、みんなで集まって描いています。欲張りなのでしょうかね。(笑)」

Q. 絵を描いていらっしゃるのですか?

「最初に通った編み物教室でも、絵の好きな生徒さんが数人いらっしゃって、油絵の先生を呼んで絵も習うことになり、それが50年続いています。」

Q.西岡さんからみた編み物の魅力は何ですか?

「自分の好きな素材、デザイン、色で、自分だけのオリジナルを作れることが魅力ですね。自分の体形に合わせて作れるのもいいですね。それと、編み物はどこでも作業できることです。糸と針(棒)さえあれば、台所でもできます。」

Q.編み物教室もされていますが、
どんな方がおいでになるのですか?

「こんな物を作りたいといらっしゃる方、最初の基礎から覚えたい方と色々ですね。かぎ編み、棒編など、なんでも対応しますよ、免許も習得しています。」

Q.お幾つくらいの方が通っていらっしゃいますか?

「40~60代の方が多いですけど、80代の方もいらっしゃいます。」

Q.ご自分で作品を作るのと、教えること、どちらが得意ですか?

「それはどちらも得意じゃないと出来ないですね。教えることは相手があることですので、敢えて言うなら、6:4位の割合ですかね。」

Q.yauさんの屋号のいわれを教えてください。

「息子がデザインの仕事をしていて付けてくれました。編み物のヤーン(yarn)、それに私の名前(youko)のUを加えたものです。」

Q手づくり市に出展されるきっかけは?

「作るものが増えてきて、販売も手掛けたいと考えていた時に、知り合いに教えてもらい、応募しました。かれこれ15年位経ちましたでしょうか。良質のものを低価格でお客様に喜んでいただけたらと思っています。」

 

Q. 1年を通じて手づくり市に出展していただいていますが、夏の編み物の特徴は?

「和紙、シルク、麻などの糸を組み合わせて、編み物は1年中楽しめます。草木染めの天然物など糸にこだわっている作家さんの糸を使ったりしています。最近では洗濯できる和紙の糸が出てきたり、麻もシルクと組み合わせて肌触りをよくしたり、こだわって作っています。糸は奥深く、糸のメーカーに勤めて勉強したりもしました。」

Q. これからの目標があれば聞かせてください。

「1年でも長く続けられたらと思っています。主人と健康で長く一緒にいられたらいいですね。生徒さんが満足して楽しく続けていけたらと思いますね。」

編み物は一つの空間の中で、各々違うものを編んでいても心が安らいだり、和んだり。大切な人を失ったりした人も、ただ編むという作業を共有することで癒されると言われているそうです。心穏やかに長く続けられることが、編み物の一番の魅力だというのが一つの答えのような気がしました。

掲載日2019.1.13

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