おじゃまします!手づくり市出展者さま Vol.103「あみぐるみミント」

手づくり市でお見かけしている時は、淡々と販売されているので、多くの場所でご活躍されているとは存じ上げなかった「あみぐるミント」さんのアトリエに行ってきました。

Q. 塚本さんが編みぐるみを作るまでのいきさつや差し支えなければそれまでのお仕事などを教えていただけますか?

塚本さん「子供服の飾り付けの仕事をしていました。いつの間にか編みぐるみにハマって、友人に手づくり市を教えていただき、最初は共同出展で参加していましたが、自分で応募するようになり、そのうち作り方を教えて欲しいと言われ、教室を持つようになりました。そのうちここでは手狭になりましたので、長岡京市の教室で月2回ほど教えています。」

Q. 共同出展者の中川さんはどんなきっかけで塚本さんといっしょに出展されるようになったのかおしえてください。

塚本さん「糸を扱う関係で知り合いになりました。彼此40年になりますでしょうか。お互いに意見することもありましたが、二人とも引きずらない性格なので、良い関係を続けています。作品に関してもお互いが考えたものを意見交換はしますが、作る作業はそれぞれで手伝うことはしないようにしています。」

Q. 編みぐるみで指人形がめずらしいのですが、題材を決める時にこだわっていることは ありますか?

塚本さん「絵本の題材が多いですね。絵本でも古い作品のものでないと、肖像権や著作権侵害などがありますので、教材として使用することがあっても売り物としては出来ないですね。 指人形は、サイズが小さいので持ち運びやすいですし、絵本を読みながらポケットから出して動かすなどの演出もしやすいので、幼稚園等からお話の絵本の登場人物などの指人形の依頼があることもあります。小さいお子さんをお持ちの親御さんたちが購入してくださるので、お値段据え置きで頑張っています。(笑)」

 

Q. 作るときの設計図みたいなものはそれぞれあるのですか?

塚本さん「編み図ですね。編み図はそれぞれ自分で考えて作ります。デザイン等、常に新しいものを取り入れる工夫はしています。」

Q. 使用される毛糸でこだわっているところはありますか?

塚本さん「あみぐるみ専用の毛糸(太めの毛糸)があります。多くはハマナカの糸を使っています。色が50種類ほどあり、発色の良い色で構成されています。K F S梅村マルティナさんとのイベントに参加させていただいている時は、O P A Lの糸を使わせていただいています。」

Q. あみぐるみをされてきて良かったことはありますか?

塚本さん「とにかく自分たちが作りたいものを楽しく作ってきているので、ずっと幸せでしたね。この年でやることがある。というのが何よりも幸せです。」

中川さん「主人の仕事で転勤になって、知らないところでも、あみぐるみを通して友人ができ、退屈することもなく過ごしてきました。」

Q. お客さんの年齢層をおしえてください。

塚本さん「若い方は学生さんもいらっしゃいますし、お孫さんの為にと購入してくださる方もいらっしゃるので特定の年齢層とかはないですね。東京からとか、静岡、名古屋から来てくださる方もいらっしゃいます。」

Q. 編み物の中でも編みぐるみに特化されたのはなぜですか?

塚本さん「手芸が好きで色んなものを作りました。その中でも編み物はどこでも編めることと、セーター等も時々は編みますが、指人形などは、本当に少しの毛糸の組み合わせで作ることができるのと、腕を入れたり、サイズを変えたりしてバリエーションを多くしたりして自分のアイデアを組み込みやすいところが自分に合っていたのではないでしょうか。」

Q. あみぐるミントという屋号のいわれは?

塚本さん「最初の屋号は、あみぐるみかんでした。(笑)語呂合わせみたいなもので、あみぐるみに続く言葉は特に意識してつけたものではありません。娘が一緒に出店していた時にいつの間にか“あみぐるミント”と変えたようです。(笑)」

聞き慣れない“あみぐるみ”という言葉、布などで縫い合わせて作られているのが、“ぬいぐるみ”とするなら、糸で編んだものが“編みぐるみ”ということでしょうか。編み物は少しの空間があればどこでも編むことができる。その中でも、“あみぐるみ”は、ほんの少しの毛糸があれば作ることができる。と。手軽のようで、奥が深いということが作品を手に取って見ていただくと分かると思います。昨年は博多と仙台、大阪、東京などのデパート等のイベントに参加しながら教室もと、とっても活動的な2人のパワーに元気をいただきました。

掲載日2020.11.13

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