おじゃまします!手づくり市出展者さま Vol.113「SRING」

なるべく光が入らないようにと最小限の明かりで作業されている「SRING」さんの
ご自宅の一室でインタビューさせていただきました。

Q. SRINGという屋号はどんなで謂れで付けられたのですか?

「・・・。自分の名前からと考えていたのですが、ゆみ>弓矢>slingとするはずが、なぜかSRINGと記載してしまい、直そうかとも考えたのですが、単語としては正しくないので、他の方達と名前がぶつからない利点とR が気に入っているので、このままで続けています。」

Q. 革を素材とする作品をつくるようになったきっかけはなんですか?

「革が好きで、ただ革製品は高くて、敬遠されがち。もっと気軽に触れて可愛いものがあればいいのに。という気持ちから作り始めました。習うのが苦手なので、どうやって作るんだろうと想像しながら作っていくのが好きでした。スタートは、教室等に通わず、本も読まず、どうやったら作れるのかを考えながら作り始めたので、ベテランさんなどから見ると無駄な作り方をしていると思います。が、それがよかったとも思っている部分もあります。」

Q. 星場さんの作品を見させていただくと、思わす微笑んでしまい
ますが、この作風はどのようにうまれてきたのですか?

「点と点と線があれば、目と目と口になり、それが、顔になる。顔にした理由は、シンプルで子供から大人まで、誰にでも伝わる。という理由です。見た人が笑っているようにも怒っているようにも取れるように。無表情を目指しています。余談ですが、最初主人に見せた時、顔いるの?と言われたくらい、好き嫌いがはっきりしている作品と思いますが、男性でも気に入って全種類購入してくださった方もいます。」

Q. この作品をつくるにあたっての、ご苦労とか工夫を教えてください。

「裁断から全て素手でやっているので、力がかなりいる。道具を揃えていないということもあるのですが、それはそれなりに作っていけるので、小物なのに体力が必要になります。(笑)作っているうちにどうしても作り方が分からない箇所が出てきます。そんな時は、革作家さんに教えていただくことも。革は原材料としては高いので、切り抜いた革も余すことなく使うようにしています。革の仕入れは最初、ネット等で探していたのですが、革の種類ごとの問屋さんを手づくり市の出展者さんに教えていただいて今は助かっています。」

Q. ご購入されるお客さんはどんな方たちですか?

「若い方から年配の方まで様々です。シンプルな作品を好きな方は素通りされているような気がします(笑)。」

Q. 星場さんとして、これからの目標とかありますか?

「細々と続けていきたい。一生続けて行けたらいいな。と思っています。あ、そのためにも道具を揃えていきたいとも思いますね。」

Q. 手づくり市で、気になっている作家さんとかいらっしゃいますか?

「“てるぼの”さん、他の市等で共同出店させていただいているのですが、粘土をシンプルに扱っていて、無理に創作のハードルを上げずに、それでいて彼女の作品と分かる唯一無二の作品というのが、目指しているところが同じように思えています。」

コロナ禍で何ヶ月か出店できなかった時に、色々悩むことが多かったと語っていらっしゃったSRINGさん。

多くの作家さんがそれぞれの事情で思い掛けない課題にぶつかり、悩んでいらっしゃることが多いとは思いますが、安心して続けられるようにスタッフも頑張ってまいります。

掲載日2021.10.13

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