今回おじゃまするのは、
市では「ゆめらすく」の屋号でご活躍されている
竹田雅彦さんの工房です。
訪ねてみるとなんとかわいい
ロマンチックな外装のお店。
お店の名前は焼きたてパンとラスクの「夢飛行」。
そこでは奥様の竹田敦子さん、
市で竹田さんの奥様によく間違われる井上江里さん
の三人が出迎えてくれました。
Q: 素敵なお店ですね。
お店の営業をおじゃましながらなので、
早速素敵なお店の屋号『夢飛行』の由来から
教えていただけますか。
「ヒロヤマガタさんがパリで仕事をされていたの
ですが、うまくいかずアメリカに渡って
これから頑張るぞという気持ちで
自分を描いた絵が夢飛行でした。
このお店もここから頑張るぞとつけた屋号なのです。」
Q: そうなのですか。
井上さんはお店を始めた時から一緒にお手伝いを?
(井上さん)
「いえ、私は仕事を探していたのですが、
このお店を見た時からここで働きたいなと
思っていて、募集もなかったのですが
飛び込んで頼みました。」
Q: えぇ、そうなのですか。
「お店を始めて半年位で、妻と二人でしたが
もう一人欲しいねと話していたんです。
これも何かの縁なのかなと思って。」
(井上さん)
「それから16年になりますね。」
Q: 仕事に厳しく、市では奥様に間違われる
井上さんの誕生秘話ですね。(笑)
竹田さんはなぜパン屋さんを始められたのですか?
「最初は調理師学校にいって、フランス料理を始めたい
と思って勉強していたのです。
お店ではおいしいフランスパンを出したいと
パンの勉強もしているうちに
パン屋さんになってしまいました。(笑)」
Q: パン屋さんでラスクは並んでいますが、
ラスクと呼ばれるのはどんなお菓子なのですか?
「ラスクの語源はロスクで、二度焼くの意味です。
「夢飛行」では手間がかかりますが、
一度目はから焼きをしてからなので
三度焼いています。
おいしいものを作るのが意向ですから、
添加物は一切使いません。」
Q: 色々な種類があるそうですが、
今はどのくらいあるのですか?
「使っているパンは24種類、
商品は55種類あります。」
Q: お勧めの人気商品はなんですか?
「クロワッサンですかね。」
(井上さん)
「私はチョコブーのラスクもお勧めですね。」
Q: 逆に失敗作などはありますか?
「もちろんありますよ、わさびとか味噌は駄目でしたね。
お好み焼やコンソメもカラッとせずに濡れせんべいみたいで上手くいきませんでした。」
Q: もちろん新しい商品も考えていらっしゃるのですよね。
「そうですね、今はバナナを、それとマンゴーも試作しています。
味は1%のさじ加減でおいしくもなり、まずくもなりますからね。
お店では、お客様の声を聞くために試食販売をしているんです。」
Q: どんな時に新しいものを作ろうとなさるのですか?
「いつも新しい味を追ってはいますが、僕には異業種の友達が多くて
そこで話をしている中からヒントを得たりしています。」
Q: ゆめらすくさんとしての今後の展望は?
「お店、委託、百貨店、と色々な流通に乗せていますが、屋外のため雨というリスクはありますけど
手づくり市に出ているのが一番楽しいな(笑)」
25歳でドイツにお菓子の食べ歩きいった竹田さん、ご飯も食べずお菓子ばかり食べて
いたそうです。そのひたむきさが「夢飛行」の根底にあるのではないでしょうか、今度は
食べ歩かれたドイツのお菓子も一度お願いします!!
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